実家で過ごしていたら日記を忘れて日付をまたいでしまいました。
夜になってからは久し振りに師匠とチャットでした。
お互い自営業ということもあってか作業の一部が共通しているため、
まるきりの異業種よりも話が早く、仕事上の辛さにも共感が多くなります。
私にとって、こうした友人は貴重です。
日がな一日を部屋にこもって仕事に明け暮れ、周囲には上司も部下も同僚もおらず、
仕事が始まってから報酬が支払われるまでの間、誰とも会わないし話しません。
ややもすると世間から切り離されたかのように思えるからです。
「一人きりで仕事に没頭できるなんて最高だ」と考える人もいそうですが、
それも程度の問題で、30年を動かし続けた片足が3日のギプスで固まるように、
何か精神に重く塞がるものを作るらしく、それはしばしば嘆息の出る「心の鈍化」です。
そうした暗きょを進む中で誰かと話すことは、急に光が差すような刺激があります。
「自分以外の何か」が自分を定義し、座標を決定させ、力を持つのです。
何とはなしに気分が良くなり、もやが晴れて心が軽くなります。
そういえば、もう一ヶ月以上も地元の友達と話していません。
夏季休暇が終わってしまう前に会っておこう。
……私には休暇がないけど。
- 2012/08/11(土) 23:59:59|
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