この日は別用にて車を出し、ついでにリサイクル店に寄ってみたところ、
「どこかで入手できないだろうか」と思っていたものが買えました。
何かと云うと、アルミおよびステンレスのシート(薄板)です。
0.3mm厚で、大きさは構造用合板の1/4(450×910mm)。
実はレンジフードを自作するつもりでいます。
レンジフードとは、ガスコンロの湯気や煙を排出する装置のことです。
古い家なので台所には換気扇しかありません。
これでは煙をはじめ気化した油で天井や壁面が汚損されるので、
天井、壁、そして床を手掛けて来た私としては───許すわけにはいかない。
そこで換気扇そのものを動力としてレンジフードを作るわけです。
自作レンジフードの例は数多いようで、みんな考えることは同じ。
ただし私の場合は少々事情が異なります。
と云うのは、流し台およびコンロ台にまたがって吊戸棚があり、
既製品のレンジフードを設置するには吊戸棚を利用するしかなく、
設置に際してレンジフード自体の軽量化が必要になるのです。
骨組みの材料は調達できましたが、問題は幕板(まくいた)でした。
レンジフードを箱と考えた場合、幕板は側面および天板となります。
これがないとレンジフードは用を成しません。
そのため幕板が必要だったわけで、ホームセンターでは1500円くらいから。
買えばそれまで───しかし買うにも費用は抑えたい。
いっそ100円ショップで買えるレンジガードを……とも考えましたが、
あれは薄すぎて鉛筆でも貫けそうですし、掃除のたびに壊れそう。
それなりの強度を期待するには、それなりの幕板が欲しい。
そう考え始めて半年くらい経ち、とうとう出た。
ただし大半は凹みキズがあったので、アルミ1枚とステンレス1枚ずつ。
母は安価なレンジフードの購入も検討していましたが、やはり作れと云うことか。
- 2023/09/17(日) 23:59:00|
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