この日は脱衣所のサッシ木枠を調べてみました。
結果、腐食のほかにシロアリ被害と思しき痕跡を確認したものの、
今のところ生きたシロアリは発見できず、その理由までは不明です。
現在で確認できるシロアリ被害の特徴として───
・木材の外観は問題なく、叩くと空洞音がする。
・空洞音の箇所に刃物を突き立てると、バリッと簡単に割れる。
・内部は固い繊維を残してスカスカになっている。
───こんな感じでしょうか。
食害は木枠の下部のみで、それより上になると問題なし。
サッシ木枠は「日」の字を横倒しにした形で設置されていますが、
3本ある縦枠(たてわく)の全てにおいて下部の腐食が見られます。
奇妙な点は、すぐ隣にある柱の食害が軽微であることです。
シロアリには「嫌いな木材」もあるので、それが理由でしょうか。
いずれにしろ木枠としての機能を完全破壊しているかと云うと、
実際はタイル壁のセメントと一体化している部分が多く、
これによって体裁だけは保っている感じです。
よって直さなくともサッシが脱落する可能性は低いですが、
既に腐食(きたは食害)箇所を掻き落とし、大きく穴が開いています。
このままでは床下へ水が流れるため、埋め戻す必要だけは生じました。
そしてタイル壁と一体化している関係上、木枠全体の撤去は困難です。
腐食した箇所を切り落とし、新たに木材を接(つ)ぐ手法になりそう。
……脱衣所の床を直したいのに、また終点が遠ざかる。
- 2023/07/10(月) 23:59:00|
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