この日は脱衣所の洗面台シーリングを除去しました。
少し前から浴室でも同様に掻き取っていたのですが、
いずれもカビは表面だけで、菌糸の及ばぬ内部は問題なし。
壁はタイル、洗面台は陶器、浴槽はステンレスなので、
劣化したシーリングを掻き取る作業そのものは難しくない一方、
うっすら残っても完全除去したように見えるのが困ります。
これに菌糸が残った状態で新たにシーリングを施した場合───
・シーリングが乗りづらくなって剥がれやすくなる。
・残った菌糸から再びカビの浸食が始まったりする。
───こうした欠点があります。
よって出来るだけ綺麗に掻き取ってしまいたい。
カッターナイフ等をヘラがわりにして掻き取るわけですが、
シーリングは「壁と設置物」の隙間を埋めていることから、
基本的にカッターを扱いづらくなるのが難点です。
薄いカッター刃を長めに出し、しならせて壁に押し付ける。
剃刀で髭を剃る要領でス~ッと刃を入れ、接着を切り離します。
シーリング材は密度が高いので、それなりに力が必要です。
問題は設置物の側。
壁側とは正反対に作用させないと綺麗に掻き取れない。
隙間が狭いほど刃が進みづらく、根気が要ります。
暑い……もうシャワー浴びながら作業したい。
- 2023/07/04(火) 23:59:00|
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