この日は壁の再塗装3周目、そして廻縁(まわりぶち)の塗装でした。
ペイントローラーり切り替えての3周目は問題なかった一方、
廻縁は塗料から改めて調達する必要があります。
廻縁とは、天井と壁の境目(直角)となる直線を隠す部材です。
天井は水平、壁は垂直であり、これらは一体ではありません。
よって経年で建付けが悪くなるにつれ、隙間が生じたりもします。
直線を保つことができず見た目も悪いため、これを隠すのが廻縁。
反対に「壁と床」の境目を隠す部材は巾木(はばき)になります。
今回は天井に白ペンキ、壁にクリーム色を使ったことで2色となり、
これは台所と同じ組み合わせで、台所の廻縁はダークブラウン。
しかし塗装前の脱衣所は、廻縁を含めて壁から天井まで同じ色(水色)でした。
▼台所
・天井───白
・壁───クリーム色
・廻縁───ダークブラウン
脱衣所も台所に揃え、これに似た組み合わせにしたい。
廻縁に"差し色"が加わることで、くっきり・シャキッとした見た目になる。
天井→壁の順に塗装した際、その境目にある廻縁には養生をしませんでした。
理由は、養生テープの粘着力が強くてペンキごと剥がれてしまうからです。
そのため、廻縁には天井と壁に使ったペンキ(2色)の塗り損ねがあり、
その上から廻縁のために改めてペンキを塗ることにしたわけですが、
使う予定だったオイルステンは、ペンキの上からだと"乗り"が悪い。
これは、オイルステンがインクに近い性質のためでしょう。
ペンキは塗膜で下地を覆いますが、インクは染み込んで色を変えます。
そしてオイルステンは油性、ペンキは水溶性……相性が悪い。
よって水性ペンキが欲しいのですが、廻縁の面積は狭くて少量で済みます。
これを安価で済ませるには───100円ショップ。
防カビの水性塗料(50ml)が100円でありました。
色はチョコレートブラウン……まぁまぁ台所のダークブラウンに近い。
買って帰って使ってみたところ、思ったより黒味が強くなって良い感じ。
廻縁にチョコレートブラウンが入り、メリハリが利いて綺麗になりました。
- 2023/05/16(火) 23:59:00|
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