昨日は高圧洗浄機を掃除した後で修繕を再開し、
床下収納の蓋(ふた)側を直していたのですが、思ったより大変でした。
床下収納は、収納槽のほかは蓋枠と外枠に分けられます。
まずは蓋枠。
天板(蓋板)の外周をアルミフレームで補強しており、
荷重で踏み割らないよう、裏面も金属フレームや桟(さん)で補強されます。
そして外枠(画像は裏側)。
床には収納槽を設置するための四角い穴を開けることになるため、
蓋が乗っかる枠でありつつ、同時に四角穴の内周を保護する役目があります。
もともと天板には、床と同じフローリング材が使われていました。
ただし今回の台所修繕では、そのフローリングを捨て貼りとして再利用し、
その上に構造用合板を増し貼りして補強するという手法をとっています。
よって新しい合板にも四角い穴を開けることになりますが、
そうして切り出された四角い合板は、新しい天板として流用できるわけですね。
私は単純に、そうして流用で蓋板を新調するだけだと思っていました。
ところが実際には、蓋枠やアルミフレームに問題があったのです。
再び、まずは蓋板。
老朽化した2.5枚幅のフローリング材ではあるのですが、正方形じゃない。
最初からなのか経年ゆえか、フローリング材がスライドして形が崩れています。
この歪(いびつ)な蓋板の外周をアルミフレームで補強しており、
当然ながら元通りに組み直しても四隅に隙間が生じます。
そのため天板をカンナで削ることになったのでした。
明けて本日は外枠に必要な土台作り。
12mmの合板を増し貼りしたので、床全体に12mmの高さが上乗せされます。
外枠が浮いてしまわないよう下駄を履かせるわけですね。
作業中に生じた端材は努めて捨てないようにして来たので、
適当な端材から切り出して4本の土台を作成、そして固定。
疲れる……。
床の固定後はノコギリやカンナを使う作業から離れていたせいか、
久しぶりに肉体労働(副業)に次ぐ肉体労働(修繕)となりました。
本当、とんでもないことに手を出してたんだな。
- 2023/04/10(月) 23:59:00|
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