この日は昨日の続きを中止して再び学んでおりました。
理由は、第1~2段階の貼付けが済んだ一方で"粗(あら)"が目立ち、
気力と体力の消耗に見合ったかどうかには、少々不満があったからです。
何かと云うと「シートと接着剤の間に残った気泡」。
身近な例では、スマホの保護フィルムを貼る時に失敗した時でしょうか。
十分なオープンタイムを経た接着剤は、粘度の強いガムのようでした。
これをシート上から圧着するにあたって均一に貼り付けるのは難しく、
どうしても空気抜きが不十分な箇所が生じてしまいます。
そして空気を閉じ込めた箇所には気泡ができてしまう。
スマホの画面とフィルムほどには完全密閉されないものの───
「(あぁ、見える……僅かに膨らんでる……)」
───視点の高さや照明の当たり具合にもよりますが、
不本意ながら見事に箇所が分かるので、手掛けた本人としては気になる。
こうして本日に学んだことは、気泡は貼り付け後でも処理が可能であること。
さらに気泡抜きは、貼り付け後の半年間くらいは可能であること。
おそらく接着剤の変性と固着が完了し、定着するまでの期間なのでしょう。
そして方法ですが、気泡がある箇所を加熱してから再び圧着するのだとか。
・ドライヤーで炙る。
・蒸しタオルを被せる。
・タオルを敷いた上から低温アイロン。
・シートが焦げない距離からバーナーで炙る。
バーナー以外は、割と安全そうな手段で助かります。
櫛ベラで塗り拡げた接着剤は厚い層と薄い層の縞模様になり、
再びの圧着で押し潰された気泡は、これらの隙間に散って行くようです。
完全に処理できるかは別として、ある程度はマシになるということでしょう。
さて、次は第3シート以降の切り出し……。
- 2023/03/27(月) 23:59:00|
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