この日は、いよいよクッションフロアの貼り付け作業を始めました。
第2段階の範囲まで進めた結果から書くと、失敗に次ぐ失敗です。
シートには様々なパターン(模様)が印刷され、
このパターンは基本的に一定間隔でループしており、
そしてシート端部には"耳"と呼ばれる僅かな余分があります。
これはシートを2枚目・3枚目……と横に連結させる時の案内になっていて、
ループの始点を示し、耳と合っていればループが一周するわけですね。
ただし余分は切り落とす必要があるので、これが難しい。
シートを切ってみると分かりますが、カッター刃の消耗が激しいのです。
きっちり切るよう努めると、50cmほど切り進めば切れ味が悪くなります。
よって頻繁に刃を折り取って切れ味を回復させねばなりませんが、
集中していると切れ味が低下したことに気付かず進んでしまう。
すると明らかに切断面が荒れ、継ぎ目がきっちり合わなくなってしまう。
さらに蛇行してしまうと、継ぎ目に隙間が生じてしまうのです。
これだけは避けたかったのに。
切ってしまったものは元に戻らない───これが失敗の始まりでした。
▼失敗その1
第1シートと第2シートの継ぎ目部分にて発生。
蛇行によりシートの主要部分を僅かに切り過ぎ、隙間を作ってしまう。
▼失敗その2
第2シートの前半で10分程度のオープンタイムを忘れる。
接着剤を塗布した後、ほぼ間髪を入れずにシートを敷いてしまいました。
▼失敗その3
「その2」の接着剤を塗布する際、範囲が歪(いびつ)で分かりづらくなる。
前半部分のシートを少し剥がして後半の接着剤を塗布する始末です。
▼失敗その4
巻かれたシートを踏む。
紙と同様、折り目がつくとシワが寄って目立ちます。
・
・
・
以上、総じて疲労と慣れによる集中力・緊張度の低下が原因です。
甘く見て先読みを始める頃が最も危ないという、典型的な失敗例。
とは云え、なんとか全体の4割くらいを敷くことが出来ました。
接着剤が安定するまでは24時間くらいを見ておくと良いらしく、
継ぎ目にシームシーラーを注入するのは後日に。
何事も謙虚でいることが一番であります……(反省)。
- 2023/03/26(日) 23:59:00|
- リフォーム
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0