この日は知り合いの家にお呼ばれしておりました。
昨年の夏頃にも書きましたが、亡きご主人の衣類を引き取りに。
私と似たような……というより全く同じ体格の人だった上、
ほころびもなく、ついさっき買ったばかりと云われても納得できる状態。
殆ど着ないままだったからと、スポーツウェアを始め冬物にいたるまで───
「防寒ベスト欲しかったんですよ、助かります」
「それもピッタリ? じゃあこれは?」
───出て来る衣類の全てが、あつらえたように。
ここまで来ると変な面白さすら感じる。
私は人から贈られた衣類を大事にします。
大抵はボロボロになるまで着て、家族に指摘されたら諦めて処分。
20年前の退職時、パートさん一同から贈られたセーターも残っています。
贈った人の加護を背負っている感覚とでも云えば良いのか、
私にとっては、お守りを着て歩くような感じです。
昔、会社の同僚から貰った革ジャンを着てバイクで事故った日、
背中側がバックリと大きく引き裂かれたのに私は背中が無傷で、
むしろヘルメット内で鼻血(左右)、左手小指を骨折しています。
こんな風に守られているような感覚が心地よいのかも。
- 2023/02/01(水) 23:59:00|
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