この日は床修繕の次段階に向けて少しだけ下準備。
追加した根太の上に捨て貼り(もともとフローリングだったもの)、
その上に構造用合板を増し貼りし、固定したまでが現状ですが、
合板の固定は十分ではありません。
今のところ固定に使ったのは木ネジだけ。
一方で、人間が床の上を歩くことで生じる負担は2種類あります。
(1)普通に歩くことで生じる上下の負担
(2)立ち止まった瞬間や摩擦で生じる横方向への負担
木ネジは(1)の垂直荷重には強く、(2)の横方向には弱いです。
逆に釘は垂直に弱く、横方向に強いと云う性質があります。
よって木ネジだけではなく釘も打つ必要があるわけですが、
「ネジ(釘)の上にはネジ(釘)を立てられない」という大前提があり、
基本的に下層のネジを避けて打つわけですが───
・捨て貼りの固定───木ネジA
・合板の垂直固定───木ネジB
・合板の水平固定───釘(捨て貼りと合板を貫通)
木ネジAを避けて木ネジBを打ち、さらに木ネジA・Bを避けて釘を打つ。
しかし木ネジAは、合板によって隠され位置が分からないのです。
これを予見して合板には木ネジAの位置を写しておいたのですが、
間違っていたら意味がないし、いたずらに釘打ちを仕損じたくもない。
ここで役に立つのが、全く「そのつもり」がなく購入した金属探知機。
写しておいた位置にかざしてみると、きちんと一致します。
問題なく答え合わせが済みそうで嬉しい。
肝心の釘を買い忘れていたこと以外は……。
- 2022/11/18(金) 23:59:00|
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