11月です。
この日は母が居間を片付けており、目的は寝床の確保でした。
過去に何度か書きましたが、私の自室は母の仕事場2階の部屋です。
母にも寝室は用意してあるものの、これまた2階で足の悪い母にはつらい。
疲れていたり、ちょっと仮眠したいだけ……という時に2階は面倒だし、
来客や配達にも対応しづらいので現実的じゃない。
居間にはソファーがあって、ここで横になる程度でいい。
しかし殆ど物置と化していたのでソファーを利用しづらい。
片付けそのものは母に任せましたが、一部の家具を持ち出そうとした時、
ドアノブに当たって通れなかったので一時的にドアそのものを撤去。
ここで気づいたことがありました。
このドアは、台所と居間を繋ぐ通路の"台所側"にある柱に設置しています。
これ一枚しかないので、今と通路の空気を隔てるものがありません。
居間は東側にあり、窓の外には建物があって直射日光は入りづらい。
冬場に寒いし、さらに通路まで素通りとなれば暖気がもったいない。
そういうわけでドアは居間側の柱に設置し直すことにしました。
ヒンジ(丁番)を付け替えるだけで終わり───と考え、
大事なことを忘れたまま進めています。
「……あ、これじゃダメだ」
「何がよ?」
ドアは「左右どちらに開くか」を考えて取り付けるものです。
通路と居間を隔てるドアの見切り板は、居間の床と同じ高さ。
居間側へ開いてしまうとドアの下端で床を擦ってしまいます。
したがってドアは通路側へ開く方がいい。
取り付けたヒンジの向きは居間側だったので、これでは逆です。
仕方なく付け替えたものの、ここで再び問題……ラッチ穴がない。
閉じたドアが「閉じたまま」であるには、ラッチが必要です。
このままでは換気で風を取り込むだけで開閉してしまいます。
柱に穴を開けなくてはいけないので、今日のところは終了。
- 2022/11/01(火) 23:59:00|
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