この日の副業にて、帰り際に現場仲間と眼の話になりました。
「あぁもう、読めん!」
「なんだ、見えねぇのか?」
相手は一回り以上も年上のベテランさん。
気のいい人で、ちょっかいを出し合っては笑い話をする仲です。
「まぁ老眼なんだけど」
「もともとは近視か?」
「そう、近視と老眼……最悪の組み合わせ」
「近距離ばかりが見やすい近視」に「近距離が見づらい老眼」が入ると、
ピントの合う範囲が狭まって中途半端な距離だけが残されます。
本を手にする距離の前後を手元、人と話す距離の前後を中距離、
それ以上の距離を遠距離とし、各々で近視用メガネをかけた状態では───
[×]手元───老眼で見づらい。
[◎]中距離───よく見える。
[〇]遠距離───まぁまぁ。
───こうなるわけですが、手元を見るために眼鏡を外しても恩恵は少なく、
結局は老眼鏡に掛け直す必要があり、作業中などの煩雑さが非常に面倒です。
これを老眼鏡で過ごすとなると───
[△]手元───距離によって度数の切り替えが必要。
[×]中距離───ぼやけて見えない。
[×]遠距離───ぼやけて見えない。
───こうなり、さらに裸眼では───
[△]手元───30~80cmまでの範囲にピントが合う。
[×]中距離───見づらくなる。
[×]遠距離───ぼやけて見えない。
───という具合で、全体的にピントの合う範囲が限定的になります。
◎から×までの内訳を見るに、視力を総合評価するなら30点くらいでしょうか。
「近視で老眼は気を付けろよぉ……俺は『見えんなぁ』と思ってたら緑内障だ」
「治らないんだっけ……」
「あぁ、薬で進行を止めるしかねぇ」
いよいよ私も他人事でなくなって来ました。
- 2022/10/17(月) 23:59:00|
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