この日は、副業の現場に出入りしている社外のトラック運転手さんから
8月の最初から借りていた溶接機を返すことになりました。
ご本人は「二ヶ月くらいは平気」としていましたが、
喫緊の溶接個所(門扉とキッチンラック)は済んだことですし、
長くとも一ヶ月間が常識的であろうと考えた次第です。
母方の生家が茶園なので、返礼としてお茶を一袋(高いやつ)。
溶接棒を新調しておいたことは伝え忘れてしまいましたが、
お茶は「下手な時間に飲むと本気で眠れなくなる」ので、
むしろ喜ばれました。
「そりゃ助かる! 何しろ深夜は走り通しだからね」
「そうだった」
「居眠りだの事故だのは最悪だし、前にトラブルがあって……」
聞けば、集団移動中の車両にコツンと当てたことがあったとか。
修理そのものは軽微で乗客にも影響はなかったそうですが、
翌日に主張を翻し、積載物の再調整に対する損害、乗客全員が通院か入院に。
「うげぇ」
「そんで1000万補償……その後とんでもなく保険料が上がったよ」
「いっせんまん?!」
そんな窮状に役立てるなら喜んで返礼しますが、なんともはや。
ところで本人の年齢を知らず、なんとなく同い年くらいと考えていたら、
実際には8歳も年上で、溶接に限らず修理関係は殆ど自身で消化するとか。
「決めたよ、僕も溶接機を買う」
「おぉ! ちょっとした溶接なら、あれくらいでも十分だもんね」
身近に大先輩がいたと知って、とても嬉しいです。
- 2022/08/29(月) 23:59:00|
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