この日は本業一色になるはずで、きちんと机に向かっていたのですが、
どうにも上手く進まず時間ばかりが過ぎて行き、ほとほと自分に失望します。
年に何度か、起き抜けのように頭の回転数が低下することがあるのです。
こういう時、もう本業をやめた方が賢明ではないかと思うことがあります。
収入面を除くとして、能力的パフォーマンスの著しい一時的低下を自覚する時、
果たして今後において"それ"が何度やって来るのかを考えるからです。
結局、過去においても"それ"は一過性のものであると認識している一方、
ふとした瞬間に何もかも分からなくなる事態(状態)に陥るのでは、
とっくに引き返す時機を逸しているのでは……と不安になる。
そんな心理的問題を抱えて17年を経たわけですが、
今は現状の年齢や体力を考えて───
「(なるようにしかならんわな)」
───と、楽観的に考えるようにもなりました。
これが20代ならば長期的な視点を考慮せねばならないのでしょうが、
「とっくに引き返す時機を逸している」年齢になったのですから。
あらゆる懸念要素や将来への不安を自覚しようとも、
人間は無意識に生き方を選び取っているものらしいです。
今さらどうした七片、お前は賢くもなければ計画的でもないぞ。
- 2022/08/14(日) 22:04:40|
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