この日は溶接作業に向けての下準備を始めました。
「1・2ヶ月くらいは問題ない」とのことで溶接機を借りましたが、
本業その他に傾倒すると、いずれ時間に押されそうで自分を信用できない。
そんなわけで丁番が"もげて"しまった門扉に着手しました。
丁番の種類としては「抜き差し丁番」と呼ばれるものです。
大抵の丁番は、組み合わせた2つの金具にピン(芯棒)を通し、
さながら本のように扉を開閉させることができます。
扉を持ち上げた程度ではピンが抜けず分離しない作りになっていますが、
固定を外した瞬間に扉そのものが倒れ掛かることになるため、
金属製で重い扉だと取り外しが大変です。
そこで抜き差し丁番を採用すると、扉の着脱が容易になります。
片方の金具がピンなので扉を持ち上げるだけで分離でき、整備が楽です。
さて今回は「丁番の根元が腐食し、扉が脱落してしまった」状態。
もげた丁番は門柱に固定された状態で取り残されています。
この状態で放置した期間が長く、ピンを挿したまま錆びつきました。
2つの金具が、ほぼ「一つの金属」になったような状態。
そこにペンキの厚塗りが加わって、にっちもさっちも行かない。
仕方がないので今日のところは門柱から丁番を取り外し、
ピンに除錆剤を注して分離を促すに留まりました。
これを解決しないと溶接どころじゃない。
次から次へとまぁ……本当に……。
- 2022/08/13(土) 23:59:00|
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