雨が上がって大気中の塵が掃除でもされたのか、
澄み切った晴天となり、産毛がチリチリ焼けそうな日差しでした。
たっぷり雨が降っての晴れ間とあって、畑に活気があります。
雨上がり後の直射日光は、土中の水分を蒸す効果があるのか、
土がふっくらしていて、とにかく雑草を抜くのが簡単です。
表面が固く締まる前に、性質(たち)の悪そうな草を抜きました。
雑草にも色々と種類がありまして、根が丈夫で深く下りるもの、
葉が脆く、慎重に引き抜かないと根っこが残ってしまうもの、
土の表面に、クモの巣のような根を張り巡らすものなど、様々です。
今日は「オヒシバ」と呼ばれる草を中心に引きました。
これは引き抜くのが大変なことから「チカラグサ」とも呼ばれ、
畑に限らず、どこでも見ることが出来る種類です。
葉を360度の広範囲に展開させる種類で、見た目にも大きくなり、
踏みつけられたくらいでは枯れないので、非常に厄介。
成長してしまうと、引き抜く時に種子を飛ばしてしまうため、
できるだけ小さい内に処理し、拡大するのを防ぎます。
ただし、土が柔らかければ引き抜くのも容易くなるため、
雨上がりの根元に棒をブスリと刺せば、意外に効率がいい。
処理していると、「やつ」も出て来ます。
(根切り虫か……怖くない、怖くない!
へ、平気……ジロジロ見なければ平気……)
それでもモゾモゾと蠢く姿は、もうとにかく許せない。
そこらに放り投げると隣の畑へ逃げるため、駆虫せねばなりません。
(南無!)
何度か失敗しつつも踏み殺しました。
蚊でも蟻でもゴキブリでも、生き物を殺すのは嫌なもの。
殺す以上は、作物の出来を良くしたいです。
- 2010/06/16(水) 21:33:33|
- 菜園
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根切り虫は何のために根切りするんですかね?
バイキンマンみたいに嫌がらせとはおもえませぬ
根切り虫を画像でググったら、バケツに沢山入った画像が・・・・・・・
IYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA
- 2010/06/16(水) 23:40:22 |
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- じぇろにもん #-
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黒っぽいのが「根切り虫」で、白っぽいのが「根食い虫」だそうですが、
前者は蛾の幼虫、後者は甲虫(コガネムシ系?)の幼虫なのだとか。
Googleイメージ検索だと、最初の一件目は「根食い虫」のようですね。
「根切り虫」という名前がついてはいますが、
実際には苗の根元に近い部分であり、地表に出ている茎なんです。
そこを噛み切られてしまうと、そこから上は丸々枯れるわけですね。
なぜそんなところを食べるのか……滋養が高いのでしょうか。
たしかにホウレン草は根元の部分が美味しい気もします。
グルメ?
- 2010/06/17(木) 18:52:57 |
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- 七片 藍 #-
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