この日は副業の忙しさが段違いだったので消耗しました。
その他色々な(数年越しの)問題が下地になっていたこともあって、
つい危険防止の義務を怠った私を、お偉方が厳しく叱責して来ました。
私も「いい歳」なので子供みたいな癇癪(かんしゃく)こそ起こしませんが、
現場の作業環境は、劣悪とまではいかなくとも期待される成果に程遠く、
これについては補助員の私からも再三の是正を促しています。
折しも繁忙期、予見できた人手不足、求められる結果と課される義務の中、
とうとう私はカチンと来て、そこそこの目上を相手に抗議しました。
安全上の義務とは、作業従事者たる本人の命を守るための規則でもあり、
軽んじられて良いものではなく、私とて軽々に無視することはしません。
しかし、どうにかこうにか結果を維持する中で道理が引っ込むことも多い。
フォークリフトが走行する路面を見たろうか、ずっと前から陥没している。
数値を維持せねばならない機器を見たろうか、規定値に達していない。
そして時計を見たろうか、正社員の時間が食い潰されている。
あれもこれも放置しておいて、目先の落ち度には正論づくで噛みつく?
そうなる原因は誰が作って、どうして今まで何もしなかった?
これとて正論であり、云われて困るのは互いに同じ。
数年前から伝えてきた身としては、顔を泥足で踏みつけられた気分です。
正論で人を殴るなら、正論で殴り返されるだけのことでしょう。
そして叱責した本人は、フォークリフトの作業範囲に入っています。
彼が安全靴を履いていたかどうかも見ておけば良かったけれど、
それは呑み込んでおくし、つついても意味がない気がする。
抗議されるとは思わなかったようで「話は聞きます」という態度に変わり、
ついでなので云いたいことの半分くらいは列挙しておきました。
私ではなく現場のことなので、聞かざるを得ない様子。
週明けに上長から何か云われそうで気が重い反面、
その上長に伝えた内容そのものが問題の根底にあるため、
本人してみれば云うに云えないことではと考れば、自己嫌悪にもなります。
でも、あえて空気を読まないことも大事だと思いました。
- 2022/07/22(金) 23:59:00|
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