この日も本業のみ。
以前に書いたMTGのアーティストプルーフは現在2人の人物から頼まれていて、
その内のお一人から「これに頼みたいです」と小包が送られて来ました。
こうした作業を依頼として受けるのは初めてです。
お客さんの品を一時的に預かって描き入れることになるため、
失敗せぬよう、汚さぬよう、何より無事に届けるまでが仕事のようなもの。
───気が気でない……。
通常の原稿執筆は複製可能なデジタルデータを送信するだけですから、
仮に受信側でデータが破損しても、私のオリジナル(原物)さえ無事なら問題ない。
しかしアナログに関しては品物自体がオリジナルと云えます。
"これ一品"を相手にする構図は、また違う緊張感なのです。
占いでは、器用貧乏な人生を送ると書いてあった私。
この歳になって、いよいよ「全くそのとおりだ」と認めます。
ところで小包にはお菓子まで入っておりました。
私だったら必要なものだけ同梱する簡素な手段をとってしまうので、
自分に欠けているのは、こういう心遣いなのだなと反省します。
ちなみに仏壇へ備えた後、家族と一緒にいただきました。
- 2022/05/20(金) 23:59:00|
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