昨日はヤーコンの地上茎を全て刈り倒したので、
本日は朝から押切で寸断する作業に明け暮れました。
下手をすると大怪我になるため、取り扱いには注意が必要です。
先日にも隼人瓜のツルを処理しており、これらを畑にバラ撒き、
あとは来年にかけての雨で静かに分解を進めてもらいます。
一昨日には農協施設からヤタを調達しました。
廃棄された籾殻が雨風にさらされて分解が進んだものですが、
ここにカブトムシの幼虫が住み着き、さらに分解が進みます。
彼らは、自らを生かす"層"を理解しており、
廃棄され堆積した籾殻の表面から10cmほど深くに潜り込むのです。
適度な湿度と温度に守られた状態で、栄養分が豊富な層を食べ進み、
結果として、彼らはミカンくらいの大きさまで丸々と太ることができ、
その下層には分解済みの堆肥が出来上がるわけです。
この堆肥と、冒頭でも挙げた畑で生じる残渣により、
我が家では殆ど肥料を与えずとも野菜が栽培できるという現実。
こんなものが無料で調達できるなんて、実はとんでもなく贅沢。
そして収穫の少ない春までは、ヤーコン、白菜、大根などが採れます。
用地内には柚子が採取でき、さらに叔父からは自然薯。
スーパーでは魚や肉だけを買うだけ。
……幸せだなぁ。
- 2021/12/22(水) 23:59:00|
- 菜園
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