本日の修繕は、キッチン側フローリングの化粧貼り剥がし(捨て貼り化)です。
これでキッチン右側の壁まで捨て貼り化を終えることが出来ました。
見取り図を更新。
これまで"隣室"と呼んで来た場所は脱衣所です。
つまり右上の空間は浴室とで、脱衣所の床は浴室に絡んだ仕様でした。
■図1
その結果、わかったことは以下のとおり。
(1) 右端の大引(ピンク色部分)は、幅が極端に狭い。
(2) 脱衣所の床材は"単層フローリング"と思われる。
(3) その単層フローリングは裏面に凹みがある。
(1)については、半ば予想していたことでした。
実は左端の大引も同様で、敷居の下にあって見取り図では見えません。
(2)は外せないので、観察し触ってみた感じの判断です。
キッチン側のフローリングと同様に「実(さね)」があるものの、
叩いてみた音の感じや、複層のような剥がれがないことで判断しました。
(3)は、(2)の最中に分かったことです。
凹みは板の両端まであるらしく、根太への接触面積を減らしている感じです。
図にしてみると以下のような形状となります。
■図2
脱衣所(浴室からの湿気や水滴)、洗濯機の設置場所、
および洗面台がある───といった多湿になりがちな環境から、
(3)のような手段で資材の腐食を避けているのでしょうか。
なお、図1のシンク前オレンジ部分は捨て貼りの傷みが酷く、
スポンジのように密度が低下したスカスカのウエハース状態です。
これはもう、同じ大きさの合板を代用しないと強度が低すぎます。
よって切除する必要があるのですが……これは問題です。
シンクはフローリングを敷いた後に設置されていますから、
そのフローリングを剥がすなら、本来はシンクを撤去する必要があります。
もちろん、そんなことはできません。
そしてフローリング(捨て貼り)は根太の上で切断する必要があります。
しかし、シンク下部にはキャビネットがあり、その下に台輪(※)がある。
※台輪(だいわ)───設置物の土台
この台輪と同じ縦軸で切らねばならないのです。
キャビネットの扉が障害となり、ノコギリを当てることができません。
これをどう解決するか……カッターで地味に?
- 2021/09/30(木) 23:59:00|
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