米松価格の急騰で根太用の資材が2倍くらいに値上がりし、
最後の第3段階に仕込む角材が最低2本は必要である中、
行きつけのリサイクル店で使えそうな資材がありました。
ただし、材質・寸法的に根太に適しているかと云うと……。
これまでの根太に使っていたのは米松の無垢材です。
・無垢材───木(丸太)から切り出された普通の木材。
・集成材───複数の木材を接着し整形された合成木材。
・合板───薄板を接着剤で何枚か貼り合わせた板材。
無垢材は繋ぎ目がなく一本(または一枚)としての耐久性に優れ、
長いものでは30~40年という例もあるのが魅力です。
フローリングでも単層フローリングとなり高価。
しかし木材は温度や湿度で膨張・変形が生じるもので、
無垢材は反りやすく、長いこと真っすぐ・真っ平とは行かず、
さらに切り出せる寸法は木の胴回り(直径)が限界となります。
一方、集成材は複数の木材を接着した合成資材です。
無垢材と比して安価で、寸法的・構造的限界が少なく、
理論上どのような寸法・形状でも「一つの木材」にできます。
ただし接着剤の寿命は長くなく、耐久性としては無垢材に届かず、
最終的には接着部が剥離するため、強度を期待しづらい。
防腐剤を塗布すると強度が低下する可能性もあります。
また、「複数の木材を合成する」と云う構成上、
一つの材料として材質の差を持ち合わせることになり、
このバラつきが耐久性を低下させる要因にもなる様子。
そして本日に買ったものは集成材。
寸法としては、幅45mm×高さ30mm×長さ2400mm。
何に使われる資材だったのか……壁内の間柱とか?
これを第3段階の根太(2メートル材)として使うかどうか。
このまま2メートルの無垢材が高くて買いづらかった場合、
集成材を根太として使うことも検討した上で買いました。
もちろん、それまでに無垢材が入手できれば優先します。
それより第1段階にフロアシートを敷いてしまわなくては。
シートの接着材について調べよう。
- 2021/09/10(金) 23:08:00|
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