今日は修繕を休みましたが、副業で残業を終えた後に正社員の方と話しました。
おそらく60代以上であろう老年男性で、喫煙所に居たところです。
もちろん現場では古株に当たります。
喫煙所といっても事務所の裏手にあたる場所で屋根もなく、
その灰皿スタンドが会話のきっかけでした。
誰かが灰皿スタンドを倒したことで脚が曲がって正立せず、
かわりに、自宅の改築に来た業者が忘れて行ったという類似品を、
代替品として喫煙所に持ち込んだのだとか。
「そっちは曲がっちまってるのよ」
「ふーん……でも、こんなのは……こう……」
さして頑丈でもない鉄パイプ製なので、簡単に曲げることが出来ます。
私が加減しつつ修正するとと、脚の曲がりは解消されました。
「おぉ直った、綺麗なもんだ」
「こういうの得意、今も自宅のキッチンを修繕してて」
「自分でやってんのか?! 元気だねぇ!!」
この人は、以前に現場にて手作りのカリモリの漬物を一袋ずつ配り、
私もいただき、その後に感想も伝えに行っています。
漬物は好き嫌いが分かれますし、まして感想も伝えるとなると、
配った数十人の中で数人、あるいは私だけだったかも知れませんが、
「唐揚げとともに食べると非常に美味い」と分かり、伝えたかったのです。
非常に塩気が強いため「あれは酒飲みの"つまみ"だ」としていました。
それから少しずつ話すようになっています。
「床を剥がして、その下に根太を追加して……」
「そこから? 下はアレか、土か?」
「そうそう」
「土かぁ」
「だからブロックを敷いて床束を入れて」
「束を入れたんか? なぁんだよ、云ってくれりゃ上げたのに!」
「安く手に入ったから大丈夫、余ってるくらい」
「あんなの、あちこちに仕込むといいぞ」
「そのつもり、さすがに束石の下は土のまま」
「それでも十分よ、今はなぁ……業者を呼ぶと何でも高いからな」
「天井、壁、床、全部を頼んだら幾らになるんだか……」
「こないだ造園業者を頼もうとしたら、一日一人で2万だとよ」
「うえぇ!」
「親父が植えたデカい松があって、あれこれ頼んだら15万くらいの請求書だ」
そんな金額、ちょっと用意する気になれない。
それはともかく話題が通じるのは話していて楽しいです。
修繕を終えたら、また報告しよう。
- 2021/09/04(土) 18:28:00|
- DIY
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0