この日は第2段階・前半の合板を切りました……が、
昨日の記事どおり、下に通っている根太に沿ったにも拘わらず、
そして「寸法を測り定規を当てた」にも拘わらず、意図したように切れない。
忘れがちなことですが、築40年以上なので色々と建付けが変化しており、
「寸法どおり」とか「定規を当てた」とかは、ある意味で正しくありません。
あくまで「この環境(床)に合わせた形状」であることが重要。
丸ノコの刃を新調したので、つい正確さを追及してしまいました。
調べ直してみると、やはり寸法は間違っていません。
キッチンを単純な長方形である仮定して、
実際には僅かながら平行四辺形に近いのだと思います。
上図において、作業の基準としたのは壁(下辺)と敷居(左辺)の関係です。
この二つを一組として"直角である"と前提したわけですが……。
どちらかに合わせると、片方の数値にズレが生じる。
つまり直角ではない、というのが結論です。
このため、数値や差し金などで直角を出しても合いません。
下辺(壁)に合わせれば左辺(敷居)に合わず、それは逆でも同様。
適した形状とするには斜めに切り落とす必要があるので、
この場合は長尺(敷居)を基準とし、短尺(壁)を切るべきでしょう。
万事この調子です……退屈しない。
- 2021/08/23(月) 23:59:00|
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