今日は一昨日の作業で仕込んだ床束を固定し、
あとは作業場の整理や、小物を作ったりしておりました。
小物は、この後に続く作業で使うスペーサーです。
一連の床修繕では、根太を仕込んだ後に捨て貼りを元通りに戻し、
その上から構造用合板を敷き、これも固定することになり、
計算によると合板は7~8枚を敷くことになっています。
この合板を敷き詰めるにあたり、隣接する合板との間に"隙間"が必要です。
修繕後のキッチンでは、ドタドタと歩き回ることによる衝撃や合板のズレ、
寒暖差による伸縮、建てつけの変化による軋(きし)みが生じるため、
ぴったり並べてしまうと、合板の継ぎ目が床上に盛り上がります。
これを突き出しと呼ぶそうですが、合板の上にはフロアシートも敷くため、
突き出しで隆起し、そこを踏むことで傷みが早くなるわけで……。
まとめると、良いことは何もない。
そんなわけで、合板同士は僅かに離れているほうが良い。
目安としては2~3mmほどの隙間を設けるそうなので、
適当な隙間を作るべくスペーサーを作っていたわけです。
材料は、根太の下駄や捨て貼りの修復に使っていたベニヤ(厚さ2.3mm)。
これを5枚ほど作り、合板の縦(1820mm)に3枚、横(910mm)に挟み、
隙間を作った状態で合板を固定後、スペーサーを抜き取る。
これと同じ工程を、フロアシートでも行うことになります。
フロアシートでは差し金1枚分……およそ1mm程度の隙間です。
作業中に小物を用意するのは疲れるので、準備は済ませておこう。
- 2021/08/20(金) 23:59:00|
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