第3段階で剥がした捨て貼りも傷んでいるので、
第1・2と同じく木工用ボンドで貼り合わせて乾燥させることにしました。
これらの捨て貼りは、もともと複層構造のフローリングです。
数枚の薄いベニヤを接着剤で貼り合わせ、一枚のフローリングとしていますが、
経年劣化で接着力を失い、ペラペラのベニヤが剥がれて用を成さなくなります。
よって木工用ボンドで代用して貼り合わせ、最低限の強度に回復させます。
しかし湿度の関係なのか、シワが寄ったまま乾いてしまいました。
ベニヤの一部が剥がれて浮き上がり、平面にならない。
これでは敷くことが出来ないので、浮いた部分に水を含ませ、
重石としてコンクリートブロックを載せ、一晩ほど放置しました。
接着剤には色々な種類があり、硬化させるための作用が異なります。
木工用ボンドは化学変性ではなく、水分の蒸発によって硬化するため、
乾いた米粒のように水分を戻すことで軟化するのです。
結果は成功───じっくりと水分を吸ってボンドが柔らかくなり、
ブロックの重みでシワが押し付けられ、同時に圧着効果も得られました。
これなら捨て貼りとして敷き直しても問題なさそう。
さぁて、これでも第3段階の準備に過ぎないんだよな……。
- 2021/08/03(火) 23:59:00|
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