現在、母が畑で堆肥づくりをしています。
過去に私も挑戦しましたが、作り方が悪くて発酵が進みませんでした。
「手を入れてみて」
「かなり発熱するらしいね───うわ、熱い」
「凄いでしょ?!」
様々な条件が絡むため一概には云えませんが、
堆肥が作られる過程においては内部温度が50℃以上になります。
これが湯舟なら10秒と入っていたくない。
焚火や野焼きが禁止されて久しい中、草むしりで生じた雑草の山や、
野菜の可食部を除いた食物残渣などは、土に埋めることを推奨されます。
我が家でも畑の用地に穴を掘って埋めるのが主流です。
ただし、こうした処理に問題があるとする考え方もあり、
例えば野菜の残渣が病気に感染していた場合、病原菌が土壌に残ったり、
残渣を餌とした虫が湧くといった可能性を弊害として数えたり。
病気や虫害といったものを完全になくすのは困難です。
それらを最小限にして行く上で、有益なものまで削ぎ落してしまったり、
結果的に質や収量まで低下させては意味がありません。
そして結果が出るまでは時間が必要で、手段が一つとは限らない。
小さな菜園ひとつを例にとっても、皆さん様々な対策を施しています。
今回の堆肥づくりは成功みたいなので、ちょっと期待。
- 2021/06/25(金) 23:59:00|
- 菜園
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