注文したボルトが予定より早く届いたので、正午前には入手出来ました。
さっそく取り付けて固定……丸鋸の角度が維持固定できるように。
ただ、試運転したところ肝心の鋸刃は切れ味が落ちていたようで、
削り取られた細かな木くずは、全て真っ黒く焼け焦げています。
まるで粗挽きコショウといった感じで、もはや木材を切ったとは思えない。
うっすら煙が舞い、かなりの摩擦熱が生じている状態です。
そう云えば、この丸鋸は母が机をぶった切る用途だった……。
少々問題がありまして、それは丸鋸に使える鋸刃の寸法です。
指定寸法は直径140mm(またはそれ以下)のようですが、
ホームセンターでの主流は直径125mm、147mm、160mm、165mm。
「それなら125mmが使える」と考えてしまうところ。
しかし、指定外の鋸刃を使うことは推奨されません。
丸鋸の刃は、いわゆるチップソーと呼ばれるものです。
例えば、よくある直径147mmの鋸刃には52個の刃(チップ)が付いています。
つまり「一周で52個の鋸刃が木材を削りとる」ということ。
機体には想定された切削能力というものがあり、
たとえば回転が速ければ一気に切削することも可能ですが、
摩擦熱が高くなり、チップや切削対象の負担も増えてしまうわけですね。
直径が小さいと、チップの数が減ります。
チップ1つあたりの切削負担が増すにもかかわらず、
機体が提供する回転速度は変わらないので……傷みも早い。
まして対象は木材なので、切断面が粗くなってしまいます。
他にも幾つか問題が生じるので、指定寸法を使うに越したことはない。
調べてみたら、通販なら純正で140mmも提供されている様子。
少々割高ですし、まだホームセンターで確認してはいませんが、
そう何度も使うことはないでしょうから買ってもいいかな。
中年同士、仲良くしてくれ。
- 2021/06/17(木) 23:59:00|
- DIY
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0