予定にない休みなので、電動丸鋸(まるのこ)を修理することにしました。
先日に合板を切った時は電動ジグソーを使っていたのですが、
これで真っすぐに切るのは───少々つらい。
丸鋸とは、簡単に説明すると回転ノコギリです。
円盤状の鋸刃を回転させ、直径が大きいほど厚いものが切れます。
母が長机を切り詰めるため、ヤフオクにて中古で購入しました。
彼の名は、Black & Decker #7300-Type1。
おそらく1980年製造の、私の歳と大して変わらない中年工具。
本来はアメリカ製ですが日本支社が販売していたようです。
しかし、かなり前から原因不明で稼働しません。
導通不良かヒューズが飛んだか……別の故障もあるし、バラそう。
───と思って少し解体したところで動きました。
はて何が原因だったのか……とにかく次です。
もう一つの故障は安全カバーの動作不良。
丸鋸を使わない時は、鋸刃が露出しないようカバーが閉まっているはず。
それが開いたままになっていて、さらに固くて可動しない。
安全カバーと鋸刃は、モーターの回転軸を中心としています。
ただし安全カバーは軸の途中にある止め輪によって固定されており、
このスナップリング(Cリング)と呼ばれる止め輪を外す必要がある。
Cリングという別名どおり、輪が繋がっていません。
専用工具で開放して直径を広げ、軸に通し、軸に掘られた溝で止める。
回転軸に通した幾つかの部品が脱落しないように固定するものです。
「焼き鳥の串に"行き止まり"を作って具が抜けないようにする部品」
───とでも云えば良いでしょうか。
何度も広げたり衝撃や負荷が掛かると変形するわけですが……
案の定、バカになって回転軸の溝から外れ掛かっていました。
ほぼ真上から撮っているのに、円の形が歪んで楕円になっています。
何より、上の開放部が開きすぎです(このサイズでは通常2mm程度)。
さて、これを新たに購入すると単価は20円か30円くらい?
近所のホームセンターだとセット物しか扱っておらず、
使わない前後の寸法まで買うことになりました(130円)。
結局、このリングが変形して安全カバーが脱落しかかり、
これが鋸刃に押し当てられ、負荷が掛かって動かなかった……のかな?
とりあえず明日は試運転の予定です。
- 2021/06/15(火) 23:59:00|
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