ハヤトウリ(隼人瓜)が冬越しに成功したので、簡単な矢倉を立てました。
昨年は近くにヒルガオ(かんぴょうの原料)が生えて矢倉を乗っ取り、
そちらの実が重くて矢倉を半壊させられたのです。
ハヤトウリにしろユウガオにしろ、野放図にツルを伸ばして拡がり、
あちこちのフェンスや支柱に絡まり、あっと云う間に覆ってしまいます。
そのため今回は頑丈なやつを作ることに。
その後にホームセンターで堆肥を購入して再び菜園に戻ると、
顔を出していた地主が用地にトラクターを入れてくれました。
小型の管理機より深く耕せるので、とても助かります。
この時、ちょっと気になることがあったので報告しておきました。
何かと云うと、契約者のいない空き用地に生えたハマスゲ。
以前にも書きましたが、ハマスゲとは非常に根絶させづらい草です。
過去に空き用地で少し増えた頃、地主がトラクターを入れて耕作し、
用地一面ハマスゲという最悪の結果になりました。
「俺、そういう知識が全くなくてね……」
「除去は難しいです、かなり」
「ちょうど契約者がいなくて空いてるし、一気に刈り取るのは?」
「本体は地下なので、上っ面を刈っても生えて来ます」
「んんん~、このトラクターで掻き混ぜるのは?」
「散らばって収拾がつかなくなります」
「まだ拡がる?」
「地下で野菜の下をくぐるので、ほかの場所にも生えます」
「もう除草剤かな?」
「隣の用地に飛び散ると、契約者の野菜が枯れます」
「うえぇ……」
半端な知識でテコ入れさせるわけにも行かないので、
しかるべき知識を持つ人から指導を仰ぐよう促しました。
私たちに出来るのは、放置と耕作が悪手であると告げることだけ。
かなり真剣な表情だったので、なんとかしてくれるものと信じたい。
- 2021/05/03(月) 23:59:00|
- 菜園
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