「あ、来週の火曜と木曜、休みで埋めていい?」
「火曜と木曜って***じゃん、感じわりー」
「たまには七片さんを***から解放しようとか殊勝な心掛けはねぇのか」
「ない!」
「おーし、よく云った、もうアカン」
「まぁ、どうせ連休中は作業が少ないでしょ、いつでもいいよ~」
これが昨日の話です。
上長とは歳が近いので軽口も叩き合うし、無茶なことも云われますが、
***とは週2回の面倒な作業で「多い・重い・面倒」の三拍子。
私は、盆暮れ正月と五月の連休、病欠と忌引き、
そして本業が多忙である時以外で連休を取りません。
日頃の信用もあって来週は首尾よく三日連休───どうせ本業が忙しいけど。
コロナ禍で、再び全国に不要不急の外出自粛が呼びかけられました。
上長が珍しくフル出勤するのは、そうした背景もあるのでしょうが……。
そんな本日、***が顔を覗かせました、異常な物量で。
「これ火曜日は死ぬでしょ、七片さん」
「僕は休みでーす」
「マジで? たまには俺たちの大切さを思い知るんじゃないか、ははは」
完全に上長の期待を裏切る形になりました。
2時間後にも───
「火曜は酷いっすねー、これどうするんすか、くそ重たいやつ」
「僕は休みでーす」
「本当に?! あ~あぁ……上長かわいそ」
───こんな感じに、現場仲間が同情するほど。
でも流石に哀れすぎるので、優しい七片さんは上長の負担を軽減するべく、
今日は残業して面倒な処理の一部を消化しておくことにしました。
これだけで1時間を要するのですから、幾らかマシになるはず。
月曜日は恨み言を云われそう。
- 2021/05/01(土) 18:02:00|
- 日常
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