なんとかスチロールカッター2号が形になりました。
材料としては廃材(キャリーカートのハンドルフレーム)で、
使おうと思っていたスプレーを切らしていたので黄色く塗装。
黒い部分がキャリーカートの持ち手です。
ステンレス線を引っかけるのは真鍮のヒートン。
フレーム先端が閉じないよう、木材のグリップを足しています。
分かりづらいですが、右上部分に蝶ネジを仕込んであり、
ステンレス線のテンション(張り)を調節出来ます。
結局、1号に繋がれたアダプターのケーブルを切断し───
・アダプターのケーブル
・スチロールカッター1号のケーブル
・スチロールカッター2号のケーブル
───これら3つのケーブルの終端に棒形圧着端子を付け、
再接続が可能な状態とすることで、電源を一元化しています。
購入した圧着端子の数を誤ったので、まだ完全ではありませんが……。
性能としては───
■スチロールカッター1号
・有効寸法(幅) 230mm
・有効寸法(高さ) 60mm
・発熱 問題なし
・電熱線のテンション調節可能
■スチロールカッター2号
・有効寸法(幅) 115mm
・有効寸法(長さ) 400mm
・発熱 やや過剰
・電熱線のテンション調節可能
───こんな感じです。
そう、1号と同じアダプターを使うことで熱量の問題は解決しましたが、
ステンレス線が赤熱するほどの温度になってしまいました。
さながらオーブントースターのヒーターです。
ともあれ、これでスタイロフォームの溶断には困らないのではと考えます。
懸念要素としては、1号の熱量が少し心配であることが一つ、
今一つは、2号の温度が高すぎて「溶けすぎる」点です。
姿勢を崩した瞬間、切ってはいけない範囲も切れてしまうので、
ある程度は緊張感を持って作業する必要があるでしょう。
あと、スイッチがないため電源の管理は厳しく。
最後に費用ですが、殆どが手持ちの道具なり廃材なりです。
金切り鋸は100円ショップで同等のものが購入できますし、
アダプターもリサイクル店に行けば調達できそう。
実際に使われた材料費としては……300円くらいかな?
- 2021/03/10(水) 23:59:00|
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