また一つ歳を取り、爺に近づきました。
死は前よりしも来たらず、かねて後ろに迫れり……。
ところでスチロールカッターのステンレス線は、
あれから2回ほど張り替えてみたものの、やはり伸びが大きい。
金切りノコの調整ネジに限界まで余裕を持たせても、まだ足りない。
熱膨張とは斯様にも変化をもたらすものなのか。
それにしても調節が難しいので、あえて針金に戻してみると、
熱量としては十分で実用に堪えるものでした。
ただし、もともとステンレス線(0.3mm)は表面がツルツルです。
素材不明の針金(0.55mm)は表面がザラザラしているせいか、
溶断した発泡スチロールが付着し、それが焦げて臭い。
そして線が太いので、溶解によるスチロールの損失が増えます。
体積としては僅かですが、溶ける幅は1ミリに近いもの。
ミリ単位での調節が少し難しくなります。
やはりステンレス線に戻そう───ということで交換すること数回。
いったん通電させ、熱で「伸びきった」後に再び長さを調節し、
改めて固定することで安定……したと思いたい。
新たな課題としては、電熱線から金属フレームまでは90mm程度しかなく、
この90mmを超えるサイズを溶断することは出来ない、という点です。
当初の目的は「5mm分の"層"を切り取る」ことでした。
しかし層ではなく立体の幅や厚さ、長さといった場合、
90mmという限界があることで作業が制限を受けます。
……2台目を作るか?
なんだか手段が目的になっているような。
- 2021/03/06(土) 23:20:02|
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