スチロールカッター制作の続き。
ステンレス線を導入してからは専らアダプターを探してばかりです。
とは云え、そうそう適したアダプターがゴロゴロしていません。
これが終わらないとキッチンの床修繕が進まない。
さりとて中古でアダプター単品を買いたくもない。
アダプターを電力源とする自作例では、電圧(ボルト)が割とバラバラで、
気になるのは電流の値で、最初の記事だとゲーム機で3A(アンペア)程度。
これが手持ちの「不要になったアダプター」となると選択肢が少なく、
せいぜい400~600mA(ミリアンペア)が大半でした(1000mA=1A)。
確認できる中での最高値は───メガドライブ(1200mA)か。
やるだけやってみよう、どうせ使い道はないのですし。
昔に修理した断線個所から切断して、被覆を剥いて銅線を出す。
取り付けを終え、電源投入。
今回に限らず、ステンレス線は少しテンションを掛けた(張った)状態です。
1回目は針金が問題なのか発熱すらなく、2回目も変化はなかったのですが……。
電源を入れると数秒で変色───グニャリと歪んで弛みました。
思ったより熱量が多く、ステンレスが伸びてしまったのです。
慌ててテンションを掛け直し、ピンと張った状態にします。
これは行けるかもしれない。
例の納豆パックに押し当ててみると……。
糸で粘土を切るかの如く、音もなく溶断できました。
懸念要素は……
・肝心のスタイロフォームに対して熱量が足りるか
・負荷でステンレス線が焼き切れはしないか
・熱膨張でステンレス線が弛む
これも電子工作と云えるんじゃろか。
ステンレス線の長さによって必要なアンペア値が低くても良いなら、
不採用となったアダプターは、小型カッターを作る機会があれば使おう。
さぁ、あとは週末の作業で役立つか試すだけ。
とうとう道具を自作するまでになってしまいました。
やったぜメガドライブ、もうソフトしか残ってないけど。
- 2021/03/05(金) 23:51:06|
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