スチロールカッター制作開始。
ニクロム線の両端を結びつけるものは何が良かろうか。
そう考えていたら、圧着端子があったことを思い出しました。
テレビの接続ケーブルや電気ケーブルの先端につける接続端子です。
丸型圧着端子なら簡単に結び付けられる。
これを一昨日にも書いた積み重ね棚の脚に固定すれば……。
───どうやって?
圧着端子にしろ積み重ね棚の脚にしろ、金属です。
ハンダ付け出来ないか試してみましたが、
あろうことか持っていたのはフラックス(※)のないハンダでした。
(※フラックス───簡単に書くとハンダ付けの状態を良くするもの)
積み重ね棚の脚はメッキでツルツルです。
ガラス板の上に水滴を垂らしたかのごとく弾かれるハンダ。
手棒溶接とまでは行かなくてもスポット溶接機が欲しくなる。
この時点で、カッターの本体に出来そうな代替物の候補は2つ。
(1)糸ノコギリ
(2)金切りノコギリ
どちらもハンドル以外が金属で、鋸刃の両端を固定具で引っ張る弓型です。
ただし、前者は鋸刃を含めると金属で"一周"する形ですが、
後者は鋸刃の固定具がハンドル側だけ独立しています。
なぜこんなことを気にするのかと云うと、電気を使うからです。
電熱線の両端には電気を流すわけで、金属で一周していると、
電流が散って発熱量が下がるのでは……と考えました。
先日にも書きましたが、私は電子工作が苦手です。
「絶縁体は電気を流さない」という程度の知識しかありません。
(2)の金ノコはハンドルがプラスチック製で、そこに固定具Aがあり、
反対側の固定具Bは、ハンドルを隔てているため電気は流れません。
固定具A・Bに電極を接続すると、鋸刃(電熱線)にのみ電気が流れるはず。
……という算段なのだけど、これでいいのかな。
- 2021/02/28(日) 23:59:00|
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