本業があるため作業自体は休止していますが、今後の予定。
結局、高トルクの電動ドライバーは手が出せないので諦め、
負荷の大きい根太打ち(※)には下穴を開けることにしました。
(※「根太打ち」……90mmの釘や木ネジで大引に根太を固定すること)
下穴(したあな)とは、あらかじめドリルで対象箇所に開ける細い穴です。
目的としては、木ネジを打つ際に発生する工具の負荷を軽減するほか、
ネジが斜めに進まないよう道案内の役目もあります。
ここで云う工具への負担とは、電動ドライバーへの負担です。
低トルクでは回転が止まり、モーターの過負荷で煙を吐くことになります。
荷車で悪路を進む負担が大きいならば───
(1)人手を増やす(高トルクの工具を使う)
(2)荷物を減らす(使用する角材を薄くする)
(3)悪路をならす(下穴を開けて抵抗を減らす)
高トルクの電動ドライバーは高いし、角材(根太)の寸法は決まっています。
よって採り得る選択肢は(3)となるわけですね。
ただし下穴の直径が大きすぎると、今度は木ネジの固定力を損ないます。
(3)で云えば、地面がツルツルして荷車を押し歩けない状態。
ネジが"甘く"なってガタが来やすくなります。
目安としては木ネジの直径より一回りほど小さい穴。
そんなわけで、3mmの下穴錐(したあなキリ)を買って来ました。
よく折れるそうなので念のため2本。
結果、なんとか電動ドライバーが煙を吐くことはなくなりました。
完全にネジ頭を埋没させるのは無理でしたが、あとは人力です。
そして、これは最初にやっておくべきことでしたが……。
使用する角材に防腐処理を施す必要もあります。
とにかく床下は湿度が高い。
そこで、畑の杭にも塗った防腐ソートが使えると分かりました。
用途に"根太"と明記されていて、5年前には気づきもしなかった。
なんだか今回の修繕が運命のように思えてなりません。
- 2021/01/04(月) 23:03:40|
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