(また少し記事が滞りました)
数日前に解決した「床鳴り」が、今度は別の箇所で発生しました。
いい加減にしろぉ! 先に進めないじゃないか!
……怒ってみても仕方がないし原因究明。
これまで構造上の理由で一部の捨て貼り(フローリング)を剥がせず、
その下の様子については見えないままか手探りの状態でしたが、
老朽化で「無茶をすれば外せる」箇所もあると分かりました。
やむなく今回は床鳴りの原因を探るべく無茶をする。
剥がしたのは下図の赤い部分(ほかは現状の捨て貼り状態)。

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初期に追加した根太は「捨て貼りを剥がせないまま」挿し、
その先でコツンと突き当たった位置から始まっています。
手探りで「既存の根太も同じところで止まる」と判断したからです。
さて捨て貼りを剥がしてみると、突き当たりは"敷居"であると分かりました。

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つまり敷居は、2部屋の捨て貼りに橋渡しする形で敷かれています。
この箇所で床鳴りが発生していると判断。
理由は「既存の根太だけが敷居に突き当たっていないから」。
既存の根太は敷居から5mmくらい離れていました(赤い部分)。
私が追加した根太は、ぴったり敷居に突き当てています。
この状態で床を踏むと、根太の端が敷居の側面を擦る。
この浮き沈みによって鳴るのでは……という見立て。
スペーサーで解決したのは、この浮き沈みを解消したからでしょう。
同様に、敷居に触れなければ物理的に摩擦は生じなくなります。
そんなわけで初期に追加した根太を数mmだけ切り詰めました。
……これで鳴らなくなると信じたい(弱気)。
しかし、ついでに固定できる根太には木ネジを打ったところ、
負荷が大き過ぎて電動ドライバーから煙が漂うのでした。
オーバーヒートです。
電動ドライバーには"締め付けトルク"というものがあります。
簡単に云えば「回転させる力」で、低いと負荷で回転できず、
ネジを打つ途中で回転が止まって先に進まないのです。
私が使っているのは簡単な日曜大工用の非力な一丁(トルク7.8N.m)。
これで負担が大きいとなると、トルクが高いものを買うか……。
高トルクの品は、やはり高い───3倍以上の価格が普通です。
「自分でやる(DIY)」ことの意味が薄くなり始める、その入り口。
……下穴を開けるか。
- 2020/12/29(火) 19:31:39|
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