第2段階の続き。
床鳴り解決を主軸に、10時前から開始しました。

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昨日の記事で書いた私の見立て(根太の高低差による摩擦)が正しければ、
単純に、低い根太の上か下にスペーサーを挟めば床鳴りは解決するはずです。
……が、ここで忘れていることがありました。
母が別用で買ったベニヤは2.5mm、私が買ったベニヤが3mm。
高低差が計算通りの2mmとして、薄く加工しないとスペーサーにならない。
そしてオービタルサンダー(ペーパーサンダー)は壊れている!
ブロック形サンドペーパーでやってみましたが、とにかく時間が掛かる。
壊れた機械に何かを求められるわけでもないので、
半月くらい前にリサイクル店で売っていた同機を思い出し、
まだ売れ残っているなら……と、淡い期待で向かってみました。
結果、オービタルサンダーは入手出来ました(中古1500円)。
他の買いものを済ませて1時間半で帰宅。
さぁ戦闘開始───まずは捨て貼りを固定している木ネジを外します。
全て外して、改めて捨て貼りを踏んでみる……音は鳴らない。
床鳴り箇所の推定は正解でした。
根太も取り出し、ひっくり返します。
根太は大引から大引へと渡す角材なので、載っているのは両端だけ。
この両端に、大引の幅と同じ薄い板を挟む(スペーサーを貼る)わけです。
買って来たオービタルサンダーは、すこぶる調子がいい。
あっと云う間に2.5mmが2mmになり、ここで試験的に当ててみる。
……まだ高い。
理屈の上では2mmですが、どうやら1.5mmくらいでした。
さらに薄く削り、再び当ててみる……今度はツラツラ(現場用語)。
裏面にボンドで貼り付け、重しを置いて乾燥を待つ。

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そうしてスペーサー付きの根太を挿し込んで木ネジで固定。
祈る気持ちで捨て貼りの上を踏んでみる。
───鳴らない!!
何度も踏みましたが、ぴっちり高さが合っているようです。
やはり根太の高低差で生じた摩擦による床鳴りでした。
母にも試してもらうと驚いている様子。
この出入り口付近は捨て貼りを固定していたわけですが、
毎日クタクタになるまで作業している私を心配した母は、
「もう思い切って合板を敷いたら?」と、早期の完成を促しました。
合板を敷いてしまったら、再び捨て貼りを外すのは困難です。
さりとて懸念要素を放置したまま先を急ぎたくもない。
努めて慎重に、合板を敷くのは全てを終えた後……と粘った結果、
今回の問題で捨て貼りの固定を外す必要に迫られました。
私の癖である"様子見"が吉を引いたと思って良さそう。
ぶはぁ……疲れた。
- 2020/12/20(日) 21:28:00|
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