捨て貼りの全てを修復しました。
この作業に腐心していたのは幾つか理由があります。
・申し訳程度の耐久性確保。
・床下からの湿気を緩和するための残置。
・仮でも床がないと満足に歩き回れないから。
ベニヤ板は薄いラワン材を重ねた多層構造の板を指しますが、
一般的なフローリングも多層構造で、複数のベニヤを貼り合わせています。
これらは接着剤で貼り合わされていますが、経年で層が剥離し、
「薄いラワン材を重ね貼りした多層構造の板」から、
「薄いラワン材を重ねただけのもの」になるわけです。
こうなると、ノートを床板にしているようなものになります。
くにゃりと撓(たわ)み、体重を支えるほどの強度はありません。
最下層から剥がれ落ちれば、あとは踏み抜いてしまいます。
とは云え、再び貼り合わせることで多少の耐久度を期待でき、
これを最下層とすることで、少しは床下からの湿気を遮ることも可能です。
いきなり構造用合板だけを敷くより、ダメージが軽減できるわけですね。
そうして修復した捨て貼りは10枚くらい。
ささくれて尖ったラワンが靴下に刺さること数十回。
まだまだ終わりません。
- 2020/12/08(火) 23:59:00|
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