第2段階の続行。
既存の根太との高さ(42~45mm)を合わせるため、
今日は新しい根太(45mm角)を部分的に削って高さを揃えておりました。
高いものに合わせるならば薄い板などをスペーサーとして挟めますが、
低いものに合わせる場合、角材を削るしかありません。
これを済ませておかねば、並んだ新旧の根太に高低差が生じます。
その上に捨て貼りを敷くと既存の根太上で数ミリの隙間が空き、
低い根太が床板を支えられないわけですね。
根太が載っているのは90mm前後の幅を持つ大引。
この大引を削り、新しい根太は45mmのまま使う方法もありますが、
頑丈な木材とは云え、できるだけ既存の床組みから強度を奪いたくない。
わずか90mm分だけを削れば十分なのですが……いささか難しい。
45×90mmという面積───狭すぎてカンナも滑らせられない。
鑿(のみ)は扱いが難しく、不用意に刃を立てると深く削り過ぎてしまいます。
この日も(荷が重いとは知りつつ)鑿を使ってみたのですが……。
扱いの加減はともかく、私は木材の性質を見極められませんでした。
木材には木目があり、無理な力が加わると木目に沿って割れたりします。
枝が突き出ていた部分は節(ふし)と呼ばれ、ここはクセが強く、
割れる時は"節を避けるように"亀裂が入ります。
───と云うか、入りました。
鑿での加工中、パキッという乾いた音とともに削れ過ぎてしまったのです。
あぁぁ口惜しい……やっぱりヤスリで地道に削るべきでした。
- 2020/12/12(土) 19:53:19|
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