第2段階の再開。
……と行きたいところでしたが、このところ疲れが溜まっており、
1時間だけのつもりが2時間半も眠ってしまい、作業時間が短い。
・おさらい
調べた結果、この図には誤りがあります。
まず亀裂の位置は、収納の左斜め上ではなく、さらに左です。
分かりやすく云うと、左から数えて3本目の大引に入っていました。
また、根太の継ぎ目は縦一列ではなくズレがあります。
おそらく「三尺ずらし」という手法で、根太の継ぎ目を三尺ごとにずらし、
「1本の大引にかかる負荷を集中させない」ようにしているのでしょう。
さて、第2段階は図の白い横棒(新しい根太)になるわけですが、
この内、下半分の3本については少し考える必要が生じました。
と云うのは、捨て貼りの一部は壁の中で釘を打たれているため、
見えている釘は、3ヶ所ある内の2ヶ所に過ぎません。
よって捨て貼りを外せない、または外しにくくなっています。
こうなると根太の仕込みも難しくなるため、
やむなく捨て貼りを途中で切断する必要もあるのです。
まぁ、残置の意味があるかどうかすら怪しい捨て貼りですから……。
一方、根太の高さは列によって差があります。
図で云うと、下から上に向かって低くなっているのです。
・下から1~3列目まで───45mm
・下から4~6列目まで───42~43mm
・下から7列以降───42mm
当初は新しい根太の全体にカンナ掛けを施す予定でしたが、
大引に載る部分だけを削る手法に変えています。
ただし部分的とは云え……加工しづらい。
当然ながらフライスのような機械もないので手作業です。
たった2~3mmですが、鑿(のみ)は失敗する可能性が高い。
ちょこちょこ測りながら、地道にヤスリで削るしかないかな。
- 2020/12/11(金) 17:48:10|
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