昨日は(12/03の記事で云うところの)第2段階に着手しました。
そこで判明したことは「少しは自分の勘を信じていいかも」ということ。
以前、大引に載せる根太の両端について書いています。
太さ100mmの大引から、次の大引へと橋を架けるように渡すのが根太。
その両端を50mmずつ載せて次々に根太を架ける「直線」方式か、
または100mmの幅を最大限に活用する「行き違い」方式か。
その連結方法が課題でした。
図の上半分のように、前者は50mmずつ載せるため大引の幅を半分ずつ使います。
両端は釘で固定されており、キッチンの橋から端まで一直線に通ります。
根太と根太は300mmの間隔があり、体重などの負荷は左右(水色部分)で均等です。
ところが後者(図の下半分)の「行き違い」は大引の100mmを使える反面、
根太間の真ん中を通ることはできず、次の連結点で入れ替わり、
結果として負荷を支える床の面積は、大引きをまたぐと変化します。
実際の施工では、この「根太の連結」をどうしているのか不明でした。
しかし、ようやく昨日の作業で直線方式であることが分かります。
そして問題が生じていました。
根太を直線で継いだ場合、隣からの垂直負荷によって根太が引っ張られ、
結果として、大引を中央から引き裂いたような亀裂が走っていました。
この亀裂が走っていたのはシンク前です。
キッチンの中央に比べ、洗い片付けや料理で立つことが多いため、
長時間の負荷が蓄積したのでは……というのが私の見立て。
今回の修繕は、300mmある既存の間隔に新たな根太を追加することです。
よって根太は直線にする必要はなく「行き違い」でも問題なさそう。
大引を両側から挟むような引き締め効果を期待します。
さらに構造用合板も敷くので荷重も分散され、
それほど負荷はなく、恐らく大丈夫なのでは……と。
───なんて、格好よく行けばいいのですが。
- 2020/12/07(月) 23:59:00|
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