捨て貼りの修復(後半)の開始です。
処分してしまった捨て貼りの表層は、厚さ3mm。
先日、破格で購入した3mmベニヤの出番となります。
捨て貼りの大きさは、およそ910×300mm。
ベニヤは1820×910mmなので切り分けるのは簡単です。
さて、この作業とは別に気になっていることがあります。
昨日の作業で固定した一部の捨て貼りを踏むと、ギシギシ鳴る。
こうした床鳴りの原因は幾つか考えらるそうです。
・フローリングの固定が甘くなり、浮いた箇所を踏むと鳴る場合。
・フローリングの繋ぎ目(「実(さね)」)で鳴る場合。
・床材を留めている釘と床材との摩擦で鳴る場合。
・床組み(根太や大引き)が軋んで鳴る場合。
・シロアリの被害が出ている場合。
……などなど。
フローリングの繋ぎ目で鳴るものを「実鳴り(さねなり)」と呼び、
四方の継ぎ目は凸部と凹部の組み合わせで繋がっているため、
この継ぎ目で摩擦が起こってギシギシとなるわけですね。
ところが、今回の鳴りは原因が分かりません。
思いつくのは「新しく追加した根太に固定した捨て貼り」です。
新しい角材である根太の表面がツルツルしている反面、
捨て貼りは古い板材なので、摩擦の相性が合わないのでは……と。
今一つは、追加した根太が載っている大引です。
新しい根太は、キッチンの出入り口から数えて1本目と2本目に渡し、
1本目の大引は、出入り口の敷居の真下にあって見えません。
ただ載せているだけで固定していない(できない)ので、
踏むたびに角材(根太)がずれて鳴るのでは……という推測。
鳴りを抑える注入材は市販されていますが、
原因が実鳴りなのか、あるいはそれ以外の原因なのか、
それによっては注入材を使っても意味がないので思案中です。
本当、色々あるんだなぁ……当たり前ですがプロは凄い。
- 2020/12/02(水) 21:10:12|
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