昨日の記事のとおり、大引に載る部分だけ削る形に変えました。
ただし電動カンナのような切削機械はありません。
よって───
鑿(のみ)と木工ヤスリしかない!
───ということになりました。
しかし鑿なんて使ったことがないので、とにかく慎重に進めます。
加工した新しい根太を大引から大引に渡して掛ける。
両隣の根太に定規を当てれば、高さの違いが確認できます。
新しい根太を中心に、グラグラと安定しないなら削り足りない。
安定しても、新しい根太と定規の間に隙間が出来たら削りすぎ……という具合。
何度も調節する内に、なんとなく鑿の使い方も分かって来ました。
もちろん正確な数値が出せるほどの練習にはなっていませんが、
粗く削り取る程度なら「どういう道具なのか」が分かる。
とは云え、相手は捻じれた大引と撓(たわ)んだ根太です。
理屈で正確な数値を求め、運良く近いものが実現できたとしても、
取り付けてみると見当違いだったりして全く信用ならない。
こうなると、もう自分の気が済むまでやるしかありません。
業者に任せればプロの仕事として安心できる水準を得られますが、
自分で始めた以上、誰かの所為には出来ないので後がない。
やれるだけやってみよう、本業と同じなんじゃよ。
- 2020/11/24(火) 19:20:40|
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