今日は床修繕の再開。
剥がしてしまったフローリングの土台復元は並行するとして、
根太の追加にあたって一考する段階に入りました。
……と云うのは、
本来、根太は3メートル越えの長い角材を大引の上に交差して置かれます。
大引から大引への間隔は、およそ900mm。
その上に置かれた根太の間隔は、およそ300mm。
最初の大引から次の大引、また次の大引へ……と、またがっているわけです。
経年により、この間隔でも床板が割れてしまうため、
現在の間隔に新たな根太を追加して150mm間隔とするべく、
資材として購入して来たのが昨日の角材となります。
ただし、3メートルの根太を仕込むには殆どの床板を剥がさねばならず、
これを最小限とするため、根太を最低限の長さで使う必要があります。
「最初の大引から次の大引」のみ……すなわち900mmの根太を使うわけです。
ここで問題になるのが、900mmごとの終端部分。
大引は約100mm幅の太い角材として横たわっており、
この100mmの幅に根太の両端が載っています。
[A] 根太の端を50mmだけ載せ、次の根太も端を50mmだけ乗せて一直線とする。
[B] 根太を行き違わせて100mm分を載せる(根太の太さだけ間隔がずれる)。
根太の間隔を300mm間隔から150mm間隔とするのが今回の目的です。
[A]……両端50mmずつしか載っていないため強度が不安。
ただし一直線なので根太は均等な150mm間隔が実現可能。
[B]……根太の太さ(45mm)だけ左右どちらかに間隔が狭まる。
中心から半分の太さ(約23mm)のずれが生じ、支え重量は左右で異なる。
ただし根太の両端は100mm幅に載っており、その意味では安心。
最終的に厚さ12mmの構造用合板を敷くため「面の強度」も加わります。
よって、これは神経質すぎる疑問なのかも知れません。
ほかにも連結方法はあれど、基本的には根太の加工が必要でしょう。
それが強度的にどうなのか、一本まるごとより低下するのは否めない。
二つに一つ……さぁどうする、お前の大嫌いな時間の浪費だぞ、七片。
昭和生まれの男なんて幼年期から「泣くな、逃げるな、決断せよ」だろ。
……どうしよう。