ここ数日は副業後に自宅の修繕を優先する日が続き、
落ち着いてパソコンの前に座るのは眠る直前になっていました。
そのため記事を書きそびれております。
とは云え、修繕は床ではなく母の仕事場にある襖(ふすま)で、
貼り替え作業も本日で(隣の部屋と隔てるものを除き)最後です。
ただし襖の貼り替え作業は時間がかかります。
今回は板襖が2組、本襖が1組。
おさらいてしてみますと───
・引手(手を掛けるところ)を外す。
・縁(ふち)と呼ばれる木枠を外す。
(縁にオイルステンで塗装し、最後にクリア塗装)
・古い襖紙に水を塗布して糊をふやかす。
・襖紙を剥がす。
・(古い茶チリ紙を剥がす)
・(新しい茶チリ紙を貼る)
・新しい襖紙を貼る。
・シワが取れるまで放置。
・縁を組み付ける。
・引手を取り付ける。
───こんな感じ。
(本来は塗装が不要です)
茶チリ紙とは、襖の骨組みから染み出す汚れや灰汁、
僅かな凹凸や修繕跡を抑制し仕上がりを綺麗にしますが、
板襖には使わないこともあります。
最後の貼り換えは仏間に使われている観音開きの扉です。
これのみ本襖の作りなので、茶チリの貼り換えも必要となりました。
ただし、襖紙にしろ茶チリにしろ「貼った後すぐに次の作業」とは行かず、
しばらく放置してシワ取りを済ませないと、紙面がゴワゴワのままです。
乾燥するまでの間にシワが伸び、パンと張った状態になります。
シワが取れるまで霧吹きで水分を与えては乾燥させる。
そうして縁を組み付けて完成……という流れ。
本日は仏間の貼り換えまでを済ませたので、あとは乾燥させてシワを取り、
明日は縁を組み付け、ようやく数日間の作業を終えられそうです。
やっと床修繕に戻れる……かな。
- 2020/11/07(土) 23:59:00|
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