(長めです)
先日、自家用車のストップランプ(ブレーキランプ)が切れました。
以前にもウィンカーのバルブ(電球)が切れたこともあります。
ストップランプとは、車がブレーキを掛けた時に点灯するものです。
ほかにもハイマウント・ストップランプと呼ばれるものがあり、
同様にブレーキを掛けた時に点灯します。
これらが点灯しないと後続車にブレーキを掛けたことが伝わり難くなり、
最悪の場合、追突される可能性があって非常に危険です。
ウィンカーの時は自分で交換しているため、今回も同様に交換。
───したのに、何度ブレーキペダルを踏んでも点灯しない。
ハイマウントが点灯するということは、スイッチには問題なさそう。
バルブは適合品を購入したし、ヒューズも見たけど切れてない。
ランプソケットの端子が接触不良……でもない様子。
さて、この時点では何が原因と考えるでしょうか。
・断線している
・アースが取れていない
・それら以外の何か
副業の現場に整備士の方が居るので症状を伝えたものの、
断線かアースしか思い当たらないようで、前者は面倒だとのこと。
いっそ自分で導通検査するべきかとデジタルテスターまで買う始末。
しかし、いよいよ原因が分からないのでディーラーを頼ることに。
うわぁ、幾らになるんじゃよ。
そうして本日、予約を入れて検査してもらったところ───
「バルブは、ご自身で交換されたとのことですね?」
「はい」
「3つありましたよね?」
ここで云う"3つ"とは、バルブが使われている箇所の数です。
ハイマウントは中央で独立しているため数には含まれず、
今回のストップランプは左右にあるもの。
ストップランプにはダブル球というバルブが使われており、
2本のフィラメントで、ストップランプとテールランプを兼ねます。
一列に、ウィンカー、ストップ/テールランプ、そして───
「はい、たしかに3つ……」
「あれはですね順番に───」
───そう、どうやっても点灯するわけがない。
私は切れていないバックランプ(後退灯)のバルブを交換したのですから。
バックギアに入れない限り点灯しませんし、交換する必要もなかった。
「…………」
「(無言でうなずく整備士さん)」
「ああああああぁぁぁ~!!」
「そうなんです」
「なんてバカな……」
「ま・まぁ、そういうこともありますよ」
やめて! 慰めないで! いっそ呆れて!
取り外された古いストップランプは間違いなく切れています。
なぜ私は、あのソケット位置を「ストップランプだ」と断定したのか。
しかも購入したバルブは高価で、これ自体も無用な出費でした。
さらにテスターまで買って、そして最後は有料整備を頼って……。
整備料金が安かったことだけは幸い。
まぁテスターは買うつもりだったしぃ、みたいな。
一ヶ月くらい不貞腐れたい。
- 2020/10/27(火) 21:58:00|
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