妹が「ヒマだったから」とSMSを送信して来ました。
話題は、幼児期に使っていた食器についてです。
発端は私が幼稚園児の頃から捨てずに残している弁当箱で、
アニメのキャラクターがプリントされたアルミ製のもの。
母が私に買い与えたものの、この作品について全く記憶にない。
正確には「記憶に残せる年齢ではなかった」のでしょうが、
妹が興味本位で「あのキャラクターの名前って何?」と尋ね、
そこから子供時代に使っていた食器の話へと繋がったのでした。
児童向けに限らず、当時の食器にはセルロイド製のものが数多く、
落としても陶器よりは割れにくい性質なのか、今も実家に残っています。
母は子供の百日祝い(ももかいわい)に食器を買い与えました。
ところが、その後セルロイド製の食器は作られなくなり、
年の離れた妹の食器のみ材質が異なっていました。
そして妹の「茶碗と汁椀」だけが残っていないのです。
おそらく破損したため処分することになったのでしょう。
成人した妹は、心のどこかで食器が残っていないことが気にかかり、
そうした品を探すのも容易となったネットを利用して探したのだとか。
興味深かったので、私も付き合ってみる。
「ピンクと水色の組み合わせだったよな」
「そう、何のキャラクターだったかなぁ……」
「『昭和・キャラクター・食器』……と」
「困るのは今でも同じキャラクター商品が出続けることなんよね」
「古い商品と新しい商品が検索に引っかかるわけか」
「そう」
「水色のは、このドクタースランプじゃなかったか」
「あぁー、なんか覚えがある」
「あとはピンクのやつか……」
結局、解決したのは一つだけでした。
検索に出ないのは誰も持っていないからなのか、記憶違いなのか。
気になる……。
- 2020/10/24(土) 23:59:00|
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