今日は修繕を休んで本業を進めておりました。
こうなると書くことがなくなるので本末転倒です。
そんな午前中、自転車が故障したという母の友達が居たので、
自分に直せるならと連絡したら、昨日の今日で新しく購入したとか。
聞く限りでは直せる範囲でしたが、買ってしまったなら仕方がない。
しかし、その新調した自転車すら早くも調子が悪いとか。
本人が「乗って行くから見て欲しい」と云うので対応しました。
「なんだか乗ってると音がするのよ、カシッカシッて」
「ふーむ」
こういう時、一定間隔で異音が生じるのは"回転するもの"であることが多く、
タイヤ、リム、チェーン、スプロケット、ペダル……と、様々です。
ただしサドルより前で発生していたので前輪であると分かります。
前輪の場合、タイヤかリム。
それがブレーキシューかフェンダー関連に接触することによる異音。
思った通り、ブレーキシューがリムに接触する音でしたが、
前輪を浮かせて空回しすると、昨日買ったばかりだと云うのに───
「(これは……云いたくないなぁ)」
───リムが歪んでいます。
一般的な自転車(ここではママチャリ)の場合、大抵はリムブレーキで、
リムの両側面を左右からブレーキシューで挟み、その摩擦で制動するというもの。
リムは、ブレーキシューとの間に隙間を開けるのが理想です。
ぴったり閉じると摩擦が生じて「ブレーキが効く状態」なります。
異音が生じるのは、「一定間隔で隙間がなくなる」ということ。
つまり前輪が一回転する間に、時々ブレーキが効いているわけです。
接触の長さや強さによっては快適な走行を妨げます。
リムが歪んで左右に振れるため、時々ブレーキシューに接触している。
真っすぐ立っているつもりでフラフラ揺れている感じでしょうか。
直すなら───
・リムが振れる方向へブレーキを少し傾ける
・ブレーキシューを削って接触を遠ざける
・無理やりリムを整形する
・リムを交換する
───等々、まだ幾つかあります。
少し隙間を拡げたものの、根本的な解決にはなりません。
それ以上に、新品の自転車にあれこれ手を出すのも気が引けます。
自分の自転車なら遠慮なくやってしまうのですが……。
結局、完全に異音を解決するには至らなかったため、
買ったばかりということで販売店へ持ち込んだところ、
リムの変形が認められ、同車種を用意するまで代車を出されたとか。
本人は納得していたようですし、まぁいいか。
- 2020/10/14(水) 23:52:13|
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