床修繕にあたって(自分としては)大きな一歩を踏み出す……ために、
床下へ通じる点検口を作るべく、フローリングと最下層の床板を剥がし、
ようやく入り口に立った───と思ったら、新たな課題が生まれました。
まず「フローリングと最下層の床板を剥がし」と書きましたが、
以下に記す先日の"見立て"とは異なっていました。
・第2フローリングの化粧板(先日に撤去)
・第2フローリングの土台合板
・第1フローリングの化粧板(過去に撤去済み)
・第1フローリングの土台合板
・床板
これが───
・第2フローリングの化粧板(先日に撤去)
・第2フローリングの土台合板
・第1フローリングの化粧板(過去に撤去済み)
・第1フローリングの土台合板
───こうなっていました。
つまり、第1フローリングが最下層だったのです。
第2フローリングと大差のない厚みの板が敷いてあるだけでした。
あるいは過去に「フローリングの張り替え」はなかったのかも知れません。
よって簡単に床下へと到達できてしまったわけですが、
これによって、床下は剥き出しの土壌ということも判明します。
いわゆる「ベタ打ちのコンクリート」ではない状態。
これの課題が何なのかというと、床束(ゆかづか)の設置です。
床束とは、簡単に云うと「つっぱり棒」のような物。
地盤と床板の間に仕込むことで、床板や床組みを押し上げます。
沈んだ床板や、老朽化した床組みの代わりに重量を支えるわけですね。
コンクリートならば接地面に接着剤を使うだけで良いらしいのですが、
剥き出しの土壌となると、重さで床束ごと地中へ沈み込みます。
こうなると床束が倒れて仕込んだ意味がなくなる。
そのため束石(つかいし)というコンクリートの土台が必要となり、
まともな施工では地中から固定する必要があるようです。
……うーむ。
床束が必要になるであろう範囲は、恐らく食器棚の真下くらい。
畳半分くらいなので、床下全面に比べれば小規模なのですが……。
情報が追加されすぎて、血圧が上がっております。
- 2020/10/03(土) 23:59:00|
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