早いもので引っ越しから半年以上も経ちましたが、
自室のドアは建付けが悪く、完全に閉じ切ることが出来ません。
具体的には、ドア枠が歪んだことで僅かに平行四辺形となり、
正常な長方形であるドアそのものが、ドア枠に突っ掛かる状態です。
接触しているのは下底側のどこかで、上底側は隙間が生じています。
上は(どうせ貼る予定の)隙間テープで事足りるとして、
ドア枠を正常に戻せない以上、下は削り取るしかありません。
もう心が拒否しているものの、そうも云ってられない。
冬は隙間風、夏は38℃の熱風が、それぞれ空調の効率を低下させるのです。
さて、我が家には幾つかの電動工具があります。
リューター、ドリル、ドライバー(各種ビット)、
卓上グラインダー、ディスクグラインダー(サンダー)、
オービタルサンダー(ペーパーサンダー)、
電動カンナ、電動丸ノコ……。
これらは母が最初に電動ドライバーを買ったことから始まり、
大抵は安価で入手したり、知り合いから譲られたりして増えて行きました。
作業負荷は圧倒的に軽減され、重宝しているのですが……。
電動カンナの横幅は100mm程度、これに対してドアの厚みは40mm程度。
角度を保つのが困難であるため、結局は普通のカンナを使うことになりました。
中学生時代にカンナの調整方法は習いましたが、それっきりです。
しかし、やってみれば何とかなるもので安全に切削できました。
ドアの下底側を1.5mmほど削り取ったところ、すんなり開閉できるように。
ちょっと昔ながらの道具にときめくのでした。
- 2020/09/03(木) 23:59:00|
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